ATM 出金は「いざというとき」の保険
正直に書きますね。RedotPay の ATM 出金は、コストが高めです。年間のメイン用途として ATM 出金を据えるのは、筆者としてはまったくおすすめしません。
ただし、海外旅行先で「現金がどうしても必要」「カード払い不可の屋台で食事したい」「タクシーが現金しか受け付けない」といった場面では、ATM が圧倒的に便利な選択肢になります。そのときに RedotPay 物理カードが手元にあると、銀行口座を介さず、暗号資産残高から直接現地通貨を引き出せる ― この安心感は、本当に大きいです。
このページでは、RedotPay 物理カードでの ATM 出金の手順、手数料の内訳、海外旅行で失敗しないコツを、筆者の旅行記録もまじえてお伝えします。
ATM 出金は物理カード必須
最初に押さえておきたい大前提です。RedotPay で ATM から現金を引き出すには、物理カードが必要 です。バーチャルカードは PIN ベースの取引や ATM 引出には対応していません。
物理カードは発行料が約 100 USDT、配送に 2〜4 週間ほどかかります。「海外渡航が決まったから、急いで物理カードを発行しよう」というスケジュールでは、到着が間に合わない可能性が高いです。海外渡航の予定がある方は、最低でも 1.5 か月前には申し込んでおくことを強くおすすめします。
手数料の内訳(2026 年 5 月時点)
ATM 出金にかかる手数料は、次の 3 層で発生します。
- RedotPay の ATM 出金手数料:
– 同一通貨で引き出す場合:約 3%(2% 出金手数料 + 1% 換算手数料) – 現地通貨建てで引き出す場合:約 4.2%(3% に加えて 1.2% FX)
- ATM 設置事業者の独自手数料:1 回あたり 2〜5 USD 相当(国・銀行による)
- クロス通貨 FX 手数料:約 1.2%(現地通貨建ての場合)
トータルでは、現地通貨で引き出す場合 5〜6% のコストがかかるイメージです。10 万円相当を引き出すと 5,000〜6,000 円ほどがコストになります。
参考までに、500 USD 相当を ATM で引き出す場合の試算は次のとおりです。
- 同一通貨建て:RedotPay 手数料 約 15 USD + ATM 事業者手数料 約 3 USD = 約 18 USD
- 現地通貨建て:RedotPay 手数料 約 21 USD + ATM 事業者手数料 約 3 USD = 約 24 USD
ATM 1 回あたりの引出額を多めにすると、固定的な ATM 事業者手数料の比率が下がります。3 回に分けて 500 USD ずつ引き出すよりも、1 回で 1,500 USD を引き出すほうが、合計コストは安くなる計算です。
出金手順 ― 海外 ATM での実際の流れ
- Visa/Plus または Mastercard/Cirrus に対応する ATM を探します。空港、大手銀行の支店内、ショッピングモール内の ATM が安全です
- RedotPay 物理カードを ATM に挿入し、4 桁の PIN を入力
- メニューから「Cash Withdrawal」「Withdrawal」「お引き出し」などを選択
- 出金通貨と金額を入力
- 「Confirm」を押すと、現金が出てきます
- レシートを受け取り、カードを抜きます
- アプリで利用通知が即時届くので、金額が正しいことを確認
PIN は RedotPay アプリの「Card → PIN」で事前に設定または確認できます。海外渡航前に必ず確認しておきましょう。PIN を忘れたまま海外に行ってしまうと、ATM 出金ができません。
海外旅行で失敗しないコツ ― 5 つの実践テクニック
筆者がこれまで 10 か国以上で RedotPay の ATM 出金を試してきた経験から、効果が大きかったコツをまとめます。
1. 大手銀行 ATM を選ぶ
設置事業者手数料が安く、紙幣も新しいです。途上国では特に、大手銀行支店内の ATM が安心です。空港の独立系 ATM や、観光地のコンビニ ATM は、独自手数料が高めに設定されていることが多いです。
2. 1 回の出金額を多めに
固定手数料が乗るため、必要額をまとめて引き出すほうが割安です。「1 万円を 5 回」よりも「5 万円を 1 回」のほうが、合計コストは安くなります。
3. 24 時間 ATM を避ける
夜間 ATM の追加手数料が乗る国があります。営業時間内に銀行支店内 ATM を利用するのが理想です。
4. 現地通貨建て(LOCAL CURRENCY)を選ぶ
画面で「自国通貨で決済しますか?」(DCC: Dynamic Currency Conversion)と出たら、必ず「NO」を選んでください。DCC は ATM 事業者のレートで換算され、別途数 % のコストが乗ります。「Continue without conversion」「Decline conversion」「現地通貨」を選ぶのが鉄則です。
このひと手間で、年間数千円〜数万円のコスト差が出ることもあります。
5. 渡航通知の設定
アプリで「Travel Notice」が設定できる場合は、渡航国を事前に登録しておきましょう。不正利用検知システムが過剰反応するのを避けられます。
トラブル時の対応
限度額超過
アプリで日次・月次の上限を確認し、必要なら引き上げ申請を行います。KYC2(上位本人確認)が必要なケースもあります。
PIN ロック
複数回 PIN を誤入力するとロックされます。アプリから PIN リセットが可能です。
カード吸い込まれ
ATM のヘルプデスクに連絡し、アプリで該当カードを一時凍結します。後日、現地銀行から返却されるか、アプリで再発行手続きを取ります。
出金が確定したが現金が出ない
ATM のレシートを保存し、アプリの「最近の取引」を確認します。エラー伝送の場合は通常 1〜3 営業日で残高に戻ります。戻らない場合は RedotPay サポートと ATM 設置銀行の両方に問い合わせます。
国別の傾向 ― 筆者の実体験から
タイ(バンコク):Bangkok Bank、SCB の ATM が比較的低手数料。1 回 220 バーツの ATM 事業者手数料が一般的。
韓国(ソウル):Hana Bank、KB 国民銀行の支店内 ATM が無料に近い。観光地の独立系 ATM は手数料 3,000 ウォン超え。
台湾(台北):中華郵政の ATM は手数料が安く、英語表示も充実。
ベトナム(ハノイ・ホーチミン):Vietcombank、BIDV の ATM が比較的安心。屋外設置の ATM はスキミングリスクがあるので、支店内 ATM を選ぶ。
インドネシア(バリ):Bank Central Asia、Bank Mandiri の ATM が安定。1 回の出金上限が低めなので、複数回必要になることが多い。
ヨーロッパ:銀行支店内 ATM は手数料無料の場合あり。空港の独立系 ATM は手数料高め。
北米:出金限度額が高く設定されている場合が多いが、ATM 事業者の独自手数料が 2〜5 USD かかることが多い。
日本国内での利用について
日本国内で RedotPay 物理カードを ATM で使うと、為替の往復が発生するため非効率です。日本円を扱う日常の現金引出は、銀行口座と紐づいたデビットカード・キャッシュカードを使うほうがコスト的に有利です。
「日本円→USDT→ATM 経由で日本円再引出」というルートは、為替の往復 + ATM 手数料で総コストは 7〜8% に達することもあり、現実的ではありません。
まとめ ― ATM は「困ったときの最後の手段」
ATM 出金は便利ですがコストが大きいため、「日常はカード決済+タッチ決済、現金が必要なときだけ ATM」という運用が、長く RedotPay と付き合うためのベストプラクティスです。
緊急予備のため、海外渡航時には少額の現地通貨と RedotPay 物理カードの両方を用意することをおすすめします。物理カードを 1 枚作っておけば、いざというときに「最低限の現金確保手段」として機能します。
「現金を引き出すかは分からないけれど、保険として物理カードは持っておきたい」 ― この考え方が、RedotPay 物理カードの最も実用的な使い方だと、筆者は思っています。
次は 手数料一覧 のページで、ATM 以外のシーンも含めた総合的なコスト感を確認していただくと、運用設計がさらに楽になります。
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