RedotPay の基本
RedotPay(レッドドットペイ)は、暗号資産をプリペイドのデビットカードとして日常決済に使えるようにするサービスです。利用者は対応する暗号資産(USDT・USDC・BTC・ETH ほか)をウォレットに入金し、その残高を原資として Visa または Mastercard ブランドのカードで世界中の加盟店に支払いができます。
スマートフォンアプリを軸に設計されており、KYC(本人確認)、カード発行、入金、利用履歴の確認、Apple Pay/Google Pay への追加までを一つのアプリで完結させられる点が、暗号資産ネイティブのユーザーから支持を集めています。
運営会社と拠点
RedotPay の運営主体は香港・シンガポールに拠点を置く Redotpay 関連企業群で、グローバルにエンタープライズ向けにも事業を展開しています。2024年以降、Visa との直接的なカードイシュア提携や、Sui や複数チェーンとのステーブルコイン決済連携などを公表しており、いわゆる「暗号資産×決済」領域の主要プレイヤーのひとつに数えられるようになりました。
サービス規模
公開情報ベースでは、2026年時点で 100か国以上のユーザーが利用し、累計のユーザー数は 500万人を超えると報じられています。Apple Pay/Google Pay 経由を含めると、対応する加盟店は世界 1 億 3,000 万以上におよぶ Visa/Mastercard ネットワークが利用範囲となります。
カードの種類
カードは大きく分けて 2 形態あります。
- バーチャルカード:オンライン専用。発行手数料は 10 USDT 程度。即時利用が前提で、サブスク決済や海外 EC で活躍する。
- 物理カード:プラスチック製の実物カード。発行料は 100 USDT 程度。ATM 現金引出や PIN 決済が必要な場面では物理カードが必要。
2 種類を併用するのが現実的な使い方で、たとえばオンライン決済はバーチャルカード、海外旅行先の現金引出は物理カードといった使い分けがよくみられます。
対応する暗号資産とチェーン
USDT・USDC・BTC・ETH・BNB・SOL・TRX・TON・XRP・SUI などの主要資産に対応し、入金チェーンは TRC20・ERC20・BEP20・Polygon・Arbitrum・Solana・Bitcoin などから選択できます。USDT TRC20 であれば最小 1 USDT から入金でき、目安 5 分前後で着金します。
RedotPay が向いている人・向いていない人
向いている人の例は次のとおりです。
- 取引所間の送金や法定通貨への両替を都度行うのが面倒な暗号資産ホルダー
- 海外旅行や越境 EC を頻繁に使い、Visa/Mastercard の決済網を活用したい人
- 一定額をステーブルコインで保有しつつ、必要に応じてカードで支払いたい人
逆に、向いていないケースの例は次のとおりです。
- すべての支払いを円建てで管理したい人(換算手数料が重なる)
- 月数百円単位のコスト差を絶対に避けたい人(発行料が固定コストになる)
- 暗号資産そのものを保有することに抵抗がある人
まとめ
RedotPay は、暗号資産を日常決済に持ち込みたい層にとって、機能・対応国・コスト体系のバランスが取れた選択肢のひとつです。具体的な手数料感や登録手順は、関連するサブページで掘り下げています。